Company 会社概要・沿革

会社概要

株式会社佐波理

住所〒603-8478
京都府京都市北区大宮釈迦谷10-10 Google マップ
電話075-493-8857
ファックス075-493-8859
設立平成5年(1993年)11月15日
資本金1,000万円

沿革

1957(S.32)池口定男、大学卒業後株式会社池口へ入社。
1972(S.47)東京でのキモノショーでの生涯忘れる事の出来ない衝撃的な出来事以来、光(照明)を意識した織物づくりに邁進する。
1981(S.56)東京国立博物館での正倉院展にて、将来の社名になる「佐波理加盤」(銅、錫、鉛の合金製の鋺)と出会う。長年に及ぶ試行錯誤の末、開発した織物に『佐波理綴』と名付ける。
1982(S.57)久保田一竹氏の「The Show」にて佐波理綴が初めて披露される。
1984(S.59)東京セントラル美術館にて、佐波理綴初個展開催。イタリア、コモにて初海外展開催。
1987(S.62)イタリア、コモにて「佐波理綴ショー」開催。
1988(S.63)オーストラリア建国200年祭に招かれ、サウスオーストラリアの州都アデレード市にて大規模キモノ・ショー開催
1993(H.5)サウスオーストラリア州政府からの要請により、アデレード市にて大規模キモノ・ショー開催
株式会社佐波理設立
1996(H.8)国立劇場開場30周年記念公演「通し狂言四天王楓江戸粧」にて三代目市川猿之助氏衣裳制作
1997(H.9)第41回京都府発明等功労者表彰にて優秀賞受賞。
2000(H.12)「佐波理アート展」をオーストラリア7都市で巡回開催
2002(H.14)第46回京都府発明等功労者表彰にて優秀賞受賞。社団法人発明協会より発明奨励賞受賞。
2004(H.16)佐波理綴 誕生の地(京都市北区大宮釈迦谷)へ本社を移転。
東京新高輪プリンスホテル国際館パミール崑崙にて『佐波理綴…永遠の輝き展』開催
2006(H.18)東京新高輪プリンスホテル飛天の間にて『古都巡礼展』開催
2007(H.19)グランドプリンスホテル新高輪飛天の間にて『佐波理綴世界遺産展』開催
2008(H.20)『ブラックライト用佐波理アート展』開催(日本画家 宮西東洋雄画伯とのコラボレーションによる)
2010(H.22)ツインメッセ静岡北館にて『冨士に魅せられ…假屋崎省吾と久保田一竹・佐波理展~花と染と織の共演』 開催
2011(H.23)東京セントラル美術館にて『佐波理綴30年の歩み展』開催
京都文化博物館に佐波理アート『風神雷神図』収蔵
2013(H.25)相国寺承天閣美術館にて~室町の花~『観世宗家展』 特別会場にて『佐波理綴展』併催
  • 佐波理綴海外初個展〔サンフランチェスコ教会(イタリア・コモ市)/1984年〕
  • 建国200年佐波理綴 キモノ&ショー〔アデレードタウンホール(オーストラリア・アデレード市)/1988年〕
  • 国立劇場開場30周年記念公演「通し狂言 四天王楓江戸粧」三代目市川猿之助氏衣裳制作〔1996年〕
  • 第41回京都府発明等功労者表彰にて優秀賞受賞〔1997年〕
  • 『冨士に魅せられ…假屋崎省吾と久保田一竹・佐波理展〜花と染と織の共演』〔2010年〕
  • 京都文化博物館に収蔵された佐波理アート『風神雷神図』〔2011年〕

時代を見据えた物作り

京都文化博物館館長 荒巻禎一

「風神雷神図」収蔵当時に
いただいたメッセージ(2011年)

 私が池口さんの佐波理綴を初めて見ましたのは、1984年イタリア・コモでの海外展を終えられ、帰国報告会を京都KBSホールでされた折、府代表としてスピーチさせて頂いた時でした。
 今までに見た事のない輝きと、見る角度によって変わる色彩の変化が大変印象に残っております。以来見せて頂く度に、前回とは違ったものとなっており、特に1987年、京都国際会館で開催されましたITF時に出展されました佐波理綴の応接セット一式は、その神秘的な輝きに注目が集まり、後の京都国際交流会館のVIPルームの応接セットとなりました。また、2004年東京新高輪プリンスホテルでの、『佐波理綴…永遠の輝き展』時には、当時まだ誰も使っていなかったLED照明で照射され、幻想的な美しさの中に三次元的な雰囲気を醸し出す佐波理アートを演出され、これからの時代、最も必要な癒されるアートの世界を強く感じました。この度、京都文化博物館リニューアルに際し、ご寄贈頂きました佐波理綴・風神雷神も、少しでも癒される空間へと訪れる方々を誘なえればとの思いで制作されたとの事。
 その時代時代を見据えた物作りをされてこられた賜物と感じ入っております。